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2008 04,26 12:14 |
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本日は、少し早起きしてゆっくりコーヒーをのんでいたら
体重を測るのを忘れました。 危険ですね。気が緩んでます。 さて、なぜ続けられないのか・・ と言う話をしようとしたのですが、 「あの計算はめんどくさい。もっと簡単なカロリー計算を教えて!」 とメールをいただきました。 たしかに読み返してみると面倒ですね。 では、実際に臨床で使っていた計算式をみてみましょう。 一日の摂取カロリーは、
標準体重 × 生活活動強度 で簡易的に求められます。入院患者さんの食事のカロリーは この計算で決めていました。 ちなみに標準体重は 身長(m)×身長(m)×22 で求められます。 150cmなら1.5×1.5×22=49.5 kg 160cmなら1.6×1.6×22=56.32kg 170cmなら1.7×1.7×22=63.58kg です。 これに生活強度によって指数をかけます。 ハリス・ベネディクト式でも使いましたが、かける値が違います。 ちなみに、 生活強度Ⅰ(軽い) 通勤、買い物など1時間程度の歩行と軽い手作業や家事などによる 立位の他は、大部分が座って事務、勉強談話などをしている場合。 生活強度Ⅱ(中等度) 通勤、買い物、仕事など2時間程度の歩行と事務、勉強、談話などによる 坐位のほか、機械操作、接客、家事などによる立位時間の多い場合。 生活強度Ⅲ(やや重い) 農耕、漁業、建築などで、坐位、立位、歩行の他、1日のうち1時間程度は 重い筋作業に従事している場合 生活強度Ⅳ(重い) 1日のうち、2時間程度は激しいトレーニングとか木材の運搬、 農繁期の農耕作業のような重い筋作業に従事している場合 ですが、標準体重にかける値は 生活強度Ⅰ(軽い) 25~30 生活強度Ⅱ(中等度)30~35 生活強度Ⅲ(やや重い)35~40 生活強度Ⅳ(重い)40 となります。これを標準体重にかけます。生活活動強度をIとすると、 49.5 kg×25~30=1237.5~1485kcal 56.32kg×25~30=1408~1689.6kcal 63.58kg×25~30=1589.5~1907.4kcal です。 ここで少し考えてみてください。この計算に現在の体重は入っていません。 つまり、現在の体重がいくらであろうとそのカロリーに制限しなくてはだめですよ!と言うことです。 あなたの身長で普通の筋肉量ならこれを超えて摂取したものは 脂肪として蓄積されますよ と、恐ろしい宣告をされている事になります。 さて、あなたの一日適正摂取カロリーはどれくらいでしょうか? いちど計算してみてください。 PR |
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