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2006 08,25 19:52 |
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ホスピス
ホスピスとは、主に末期がんなどで苦しんでいる人に対し、暖かなケアを提供し人生の最期を患者が安らかに過ごせるよう援助することまたはその場所を言います。 中世のヨーロッパでは、巡礼をする人に宿泊してもらう教会をホスピスとよびました。泊まった方が体の不調を訴えたときには、教会で世話をしました。そして、このような教会で聖職者が献身的に介護を行うことをホスピタリティ (hospitality) と呼び、ここからホスピタル(hospital)=病院 という言葉がうまれたといわれています。 現在、日本でホスピスというと、いわゆる「緩和ケア病棟」を指すことになると思われます。在宅ホスピスとはご自宅での緩和ケアをいいます。 この緩和ケア(Palliative Care)とはなにをいうのでしょう。 WHO(世界保健機関)では、がん医療における終末期医療を含む新しいケアの考え方を‘緩和ケア’と呼ぶように提言しました。この中で 「緩和ケアとは、全人的ケアであり症状のコントロールだけでなく、精神的、社会的問題の解決が重要である。そして緩和ケアの目標は、患者とその家族にとって出来る限り可能な最高のQOLを実現することである。」 とされています。 つまり、ホスピスと緩和ケアは、ほぼ同じと考えていただいていいと思います。 日本にはこんな言葉があります。 「一宿一飯」 旅の途中に泊めてもらったり食事をご馳走になること。 このように昔の日本にもホスピスに通じるものがありました。 今の日本人にも同じ気持ちがきっとあるはずです。 ホスピスや緩和ケアという言葉は海の向こうからやってきました。 でも、その心はずっと昔から私たちの中にあります。 「そんな心があるかな?」と思う方は心の中を探検してみてください。 見つかりましたか? PR |
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