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2006 07,12 19:02 |
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ご無沙汰しておりました。
いろいろと用事がやってきて対応に追われている次第です。 このようなときにこそ私の処理能力が問われるのでしょうが、 「問うまでもなく・・・」といった感じです。 人間の能力は負荷がかかることで伸びるそうですので、 今後はものすごく更新頻度が早くなる可能性も・・どうでしょう? さて、いろいろな用事のうちのひとつが 経鼻内視鏡 です。言葉というのはよくできたものですね。言葉をみると大体の意味がわかります。 鼻を経由して内側を視るものということですね。この内視鏡、起源は・・ 起源はかなり古く、紀元一世紀のポンペイの遺跡からも内視鏡の原型とみられる医療器具が発掘されています。最初に最初に体の中をみたのはボチ(Bozzini)という方だそうです。この方が1805年にLichtleiter(導光器)という器具を製作し、尿道や直腸、咽頭の観察を行ったといわれています。
詳しくはオリンパスのページで その後、紆余曲折がありました。日本での開発の歴史はNHKのプロジェクトXで取り上げられたのでご存知の方も多いと思います。中島みゆきの曲がぴったりですね。 その内視鏡ですが、ここ数年で細経化(=細くなること)が進み、口でなくても挿入できるようになりました。口でないところ、それは・・・ そう、鼻です。 鼻なんかいたそう! と思われる方が多いと思います。そのままだと実際にも痛いです。 しかし、医療現場では鼻から入る管はたくさんあります。 経鼻胃管 経鼻栄養チューブ 経鼻イレウス管 経鼻エアウェイ 経鼻挿管チューブ などがあり、 経鼻的脳腫瘍手術というのもあります。 手術は別にしてもうまく麻酔すれば痛みはコントロールできるようになりました。 では、なぜわざわざ鼻からするのか? それは 吐き気が少ない! からなのです。 上部消化管内視鏡(胃カメラ)は苦しいからいやだと思っておられる方も一度ためしてみられてはいかがでしょうか。かくいう私もまだ鼻からのカメラは試しておりませんので、一度試してみようと思っております。 私は歯磨きするだけで吐き気を催します。嘔吐反射はかなり強いと思われますので、私が試してみて楽だったというご報告ができたならあなたも経験してみてください。 しかし、カメラをすることよりも病気が見つかるほうが怖いです・・・。 PR |
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