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2006 11,24 20:06 |
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この時期になるといわゆる「感染性腸炎」が急に増えてきました。
吐き気がつよく飲んだり食べたりできず、下痢もすると言う症状が多いです。 この感染性胃腸炎の原因にはいろいろな病原体がありますが、そのうちここ数年で話題になるのが「ノロウイルス」です。牡蠣の食あたりの原因ウイルスとしてよく知られています。最近よく聞く名前なので新しいウイルスかと思われるのですが、以前は「小型球形ウイルス」とよばれており珍しいものではありません。2002年にノロウイルスと命名されたあとに老人施設でこのウイルスに感染した方がお亡くなりになるというニュースがながれ有名になりました。 このウイルスは牡蠣に限らず2枚貝についているのですが、生でたべるのは牡蠣くらいだと思います。私もノロウイルスと呼ばれる前にあたったことがあります。手術後の患者さんが落ち着いたのでスタッフで食事に行きました。牡蠣がでたのでみんなで食べました。7人で行ったのですが、そのうち4人が嘔吐下痢でした。本当につらかったです。トイレから離れられずダウンしました。 しかし、一緒に食べたのに平然としている人がいました。なぜ?不思議なことですが、耐性の強い人はいるものですね。さらに、ノロウイルスは血液型によっても症状の出る率が違うという研究もあります。 いろいろな研究があるのですがO型とA型はかかりやすくB型AB型はかかりにくそうですね。 さてあなたは牡蠣を食べても大丈夫? ちなみに私はA型です。 PR |
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コメント |
ノロウイルスはテレビなどで耳にします。でも血液型によってかかりやすさがあるのは知りませんでした。ちなみにO型です。かかりやすいそうなので気をつけないといけませんね(笑)
【2006/11/3014:42】||NONAME#2ac07d6e0d[ 編集する? ]
Re:無題
あくまで目安です。この血液がたは絶対こうだというのはありません。
しっかり手洗い・うがいをしてください。 |
下痢の原因は、いろいろあるのでしょうがまずはどのように判断されるのでしょうか?ちなみにノロウイルスによる腸炎とそれ以外の腸炎では治療はかわるのでしょうか?
【2006/11/3014:50】||NONAME#2ac07d6e0d[ 編集する? ]
Re:無題
腸炎の場合、感染性・薬剤性に分けられます。
まずは問診で薬剤が疑われる場合はそれを中止します。 感染性の場合、ウイルス性か細菌性かの判断は非常に難しいですがこの時期はウイルス性腸炎の可能性が非常に高いです。細菌性腸炎が疑われる場合、便の検査で確定します。 治療に関しては、ウイルス性腸炎の場合はウイルスに対するお薬がありませんので、対症療法(点滴など)になります。細菌性腸炎の場合は抗菌薬の治療を行うこともありますが、賛否両論であり重症の場合には抗菌薬を投与するのが一般的です。 |
先日旅先で焼き牡蠣(半生を含む)を食べ翌日に気持ちが悪くなり嘔吐下痢になりました。
疲れていたこともあり風邪とも考えられましたが念のため牡蠣を食べた事を伝え、胃薬と胃の異常な活動を抑える薬を処方してもらいました。 翌日には会社にも行けるようになり食事はお粥,うどんなど消化がよさそうな物を食べています。 消化がよいものを食べているのですが食前も食後も睡眠時以外は常に気持ちが悪いのです。(モヤモヤした感じです) これはまだ治りきっていないのでしょうか。。。 【2006/12/0710:09】||るぅ#8d415df7fb[ 編集する? ]
Re:無題
ウイルス性胃腸炎の場合、数日は症状が続くことが多いようです。嘔吐・下痢が激し胃場合は消化管への負担も大きくなりますので改善するのに時間がかかります。無理をせずに今の食事を続けてください。数日で改善すると思われます。
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