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2007 01,26 15:41 |
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先週、奈良県でインフルエンザにかかった子供のことが新聞に出ていました。
感染症情報センターの報告ではまだ流行は見られていませんが、他の報告では山形県ですこし罹患件数が増えているようです。また、大阪府では1月20日より1月26日の間に計52件のインフルエンザが報告されているというデータもあります。 インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、鼻咽頭、のど、気管支などを標的臓器とします。急に発症する38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などに加えて、咽頭痛、鼻汁、咳などの症状も見られます。大多数の人では特に治療を行なわなくても1-2週間で自然治癒します。しかしながら、乳幼児、高齢者、基礎疾患をもつ人では、気管支炎、肺炎などを併発したり基礎疾患の悪化を招いたりして、最悪の場合死に至ることもあります。 この時期はとにかく予防です。うがいや手洗いはかならずしましょう。 自分がインフルエンザと診断されたら解熱後2日経過するまではできるだけ人と会わない(電話で済ます)ようにしましょう。子供から流行が始まることが多いようですのでお子様にもしっかり予防を心がけましょう! PR |
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コメント |
私も予防のために手洗い・うがいを心がけています。で、質問なのですが集団生活(学校・会社など)での対策ではどれくらいの間隔でどのような時(休憩時間ごと?)にすればいいのでしょうか?決まりはないのでしょうが先生ならどうされるのでしょう。よければ教えてください。
【2007/01/2618:50】||NONAME#2ac07d6e0d[ 編集する? ]
Re:無題
予防についての決まりごとはありませんが手洗い・うがいをなぜするかを考えてみたいと思います。
まず「手洗い」ですがこれは主に手についたウイルスを洗いながすためと考えてください。つまり自分専用以外のものに触れたときには手洗いが推奨されます。ドアノブなどは多くのひとが触れるものですね。ただし、触れたから感染するのではありません。手についたウイルスがのどなどを通して体内に侵入してはじめて感染がおこります。つまり手についていても、手洗いやうがいで洗い流すことで感染を防げます。 また、うがいをすることで粘膜の乾燥を防ぐことでウイルスが侵入しにくくなるといわれています。 つまり、できるだけ手洗い・うがいはしたほうがよいということになるのですが、ウイルスは目に見えないのでこうすれば必ず防げるというものは存在しません。うがい・手洗いに加えてからだの調子をととのえることが重要です。 |
わかりやすい説明ありがとうございました。こまめに手洗い・うがいを心がけて予防しますね。
あ!もうひとつ質問なのですが・・・ うがいの際、イゾジンでうがいをするのはいけないのですか?友人がTVでそんなふうに言ってたと教えてくれたのですが・・・ でも私は病院でうがい薬といえばイソジンしかもらったことがないのですが。本当はどうなのでしょうか?教えてください。 【2007/02/0518:28】||NONAME#2ac07d6e0d[ 編集する? ]
Re:無題
イソジンによるうがいが「いけない」ですか?
うがいによるかぜ予防効果をしらべた研究がありました。 水でうがいをした時はかぜの発症率が40%低下。 ヨード液でうがいした時は12%の低下にとどまった。(統計学的には有意差なし) よって「うがいをしない」または「ヨード液でうがい」よりも「水でうがい」したほうが予防効果が高い。 http://www.kyoto-u.ac.jp/health/006.htm ということでしょう。 いけないとはこの先生もいってません。TVの勝手な解釈でしょう。 病院へ行くという場合はすでに感染がおこっていると思われますので、水道水よりも効果が高いと思われるイソジンを処方することがあります。いずれにせよ洗い流すというのは非常に重要と思われます。 うがいの研究については他に論文がなく比較検討の余地がありません。追試験等を待って判断するほうがよいのかもしれません。 普段、水道水でうがいをすることに異論を唱える人はいないのでしっかりうがいをしてくださいね! |
ありがとございました。水道水でしっかりうがいをし予防します。友人にも報告しておきます。
【2007/02/0820:46】||NONAME#2ac07d6e0d[ 編集する? ]
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